アイプチはまぶたにのりやテープで二重を作るため、まぶたが引っ張られ瞬きがしにくくなります。アイプチによって瞬きが満足にできない時間が長くなると、ドライアイになる可能性が高くなってしまうのです。

ドライアイは目が乾燥するだけではありません。異物感やまぶしさ、目の疲れなど、さまざまな目のトラブルを引き起こしてしまいます。目の表面が乾いている状態が続くと、眼球に傷が付いてしまうことも。さらに目の表面の傷などの角膜トラブルを放置していると、視力が低下する可能性もあるのです。

日常的にアイプチを使用し、常に二重の状態でいる場合は心理的なトラブルを招く可能性もあります。二重の状態でなければ人と会うことができない、という心理状態になってしまうことは多くあるのです。この心理状態の危険なところは、多少のトラブルでも我慢してアイプチを使用してしまうという点。まぶたにトラブルが生じても治療してまたアイプチを使う、という考えは大変危険です。アイプチを使用するのであれば、目の負担にならない使い方をするということを心がけましょう。